第４８節はHey!Say!JUMPが２４．７万枚と言う好スコアで危なげなく白星を勝ち取った。Hey!Say!7の時の問題も今回はまるで関係なく、予想を大きく上回る形での首位獲得となった。L'Arc-en-Cielは先行シングルであるものの特典効果で１０万枚に乗せることに成功。２位とは言え内容的にはいい形で今週のアルバムリリースを迎えられそうだ。３位争いは先行した東方神起をUVERworldが追い抜く形で決着。UVERworldは自己最高初動を更新する活躍で、来シーズンも期待できそうだ。
８位争いも接戦となりGReeeeNがTHE BACK HORNを退けた。ただGReeeeNは前作のロングヒットを考えるとやや物足りない結果とも言える。THE BACK HORNは初のトップ１０入り。このチャンスをものにして上位定着を狙いたい。なお、GARNET CROWは１２位、アテナ＆ロビケロッツは３０位以内に入れなかった。また先週木曜日にテレビ出演し急浮上したJULEPSは１１位まで順位を上げてきた。
第４９節は明けて２１日発売の曲が初登場の中心となる。上位も中位も混戦必至のメンバー構成で白熱のバトルが随所で見られそうだ。
やはり一番人気は４連勝中のKAT-TUN。さすがに３０万枚は厳しいかもしれないが、NEWS、Hey!Say!JUMPと２０万枚台でのジャニーズ３連勝はほぼ間違えない状況である。今回は３種リリースとなっており、下落率をどれだけ抑えられるかが焦点となるだろう。
２番手はEXILE。テレビ番組での特別ユニット、OKAXILEの効果はてき面で一時的に売り上げが伸びたことから、２番手争いは優位に働くものと思われる。ただ先行シングルであると言う点が売り上げに響きそうで、こちらもどれだけ下落率を抑えられるかがカギを握る。
となるとケツメイシにチャンスが巡ってきそうだが、勢いはそれでもEXILEの方が上のようである。今回は両Ａ面シングルでの登場となったが前作ほどの勢いは今のところ見られていない。この上位３組はそろって初動を落としそうである。
柴咲コウと福山雅治のコラボユニット、KOH+はケツメイシを追う形となっている。ドラマが月曜放送なだけに、ベスト３に入るには明日のデイリーチャートで少なくてもEXILEの上に立っておきたいところだが、上記３組を追う４番手となっているようだ。
モーニング娘。は今回、前も後ろも離れた単独走行状態となりそうだ。その後ろの争いは混沌としている。前作の成績ではCocco、銀杏BOYZが続くところだが、野球日本代表の応援ソングを歌っている奥田民生が好調のようだ。またINFINITY 16も上位をうかがえる位置にいそうで、TOKIO、Acid Black Cherryが翌週回避した中盤争いは波乱含みの展開となりそうだ。
今シーズンも大詰めの第４９節。チャートに鋭いアタックを決めるのは果たして誰か？
追記：首位獲得予想枚数
KAT-TUNの予想売り上げ枚数は３７～３８万枚と言う驚異的な数字が出ました。今期最高初動が出る可能性が十分あります。
オリコン
http://www.oricon.co.jp/
速報：ベストヒット歌謡祭２００７結果
グランプリ
ポップス・ロック部門：倖田來未（連覇）
演歌・歌謡曲部門：水森かおり（連覇）
最優秀新人賞：ＲＳＰ
４０周年記念特別賞：秋川雅史
あっ、なるほど。秋川雅史さんにはそう言う理由付けがあったか。
