お知らせ
オリコンは7月30日付けに、「イベントおよび音楽・映像パッケージ取扱店以外における売上のランキング反映について」において、9月1日より施行される集計基準の変更点を提示しました。
http://biz.oricon.co.jp/information_eventsales.asp
ここ最近、日曜付けデイリーチャートにおいて急騰するアーティスト(店舗を通していない1週間分のイベント販売分を一斉計上?)が多くなっており、それに対する対応と基準を提示する形と言える。これが果たして9月以降のチャートにどう影響するのか。行方を見守りたいところだ。
第35節結果(夏のアニソンフェスタ。ここでも強さを見せ付けたのは?)
1位 浜崎あゆみ(21連勝)
推定差 ほぼ無し(+0.88%)
アルバム先行の前作よりスタートが良くない中、どこまで追い上げるかに期待がかかったが、結局調子を取り戻すことなく、想定を下回る7.5万枚となった。前々作からは5万枚以上数字を落としており、連勝は続いたものの、今後に不安を残す内容となってしまった。
2位 モーニング娘。
40枚目のシングルと言う事もあり、イベントに力を注いだ結果B'zから逃げ切る事に成功。久々に5万枚を超す結果となったが、これが次回へ続くとは限らないだけに次が重要となる。
4位 GACKT
この曲だけは火曜日リリースで他の曲より1日早く登場となった。ただTV版ライダー主題歌より勢いの面では劣っており、それからは1.5万枚のマイナスと言う結果となった。
5位 supercell
動画投稿サイト「ニコニコ動画」において絶大な人気を誇るクリエイター集団(代表曲「メルト」は480万PVを記録)。話題のアニメ主題歌と言うのもあり3.0万枚とシングルでも好記録となった。
6位 高見沢俊彦
THE ALFEEは先日最後の野外ライブを終わらせその勢いが続くかと思われたが、前作よりも振るわず売上は前作から約1万枚落とす結果となってしまった。
9位 DEATH DEVIL
人気アニメ「けいおん」関連のシングルであるが、実はこの楽曲が本編中で流れたのはほんの数秒間だけ。今までの「けいおん」関連の中では不利な条件だったがトップ10入りを果たした。
10位 秦 基博
判断が難しかった彼のペースだったが、どうやら前作よりも良くなかったようだ。結果は前作から売上を落とす形となりDEATH DEVILに僅差で逆転を許す形となってしまった。
その他
11位 NICO Touches the Walls
終盤は追い上げを見せたものの残念ながらトップ10には届かず。前作からは倍以上数字を伸ばす結果となったが、それが次回に活きるかどうか。真価が問われるところだ。
月曜付デイリーチェック
今週も月曜付けのトップはB'z。高い数字を維持しており、2万枚の中盤ぐらいのペースとなるだろう。浜崎あゆみは1.5万枚弱ぐらい、モーニング娘。は1万枚の前半ぐらいか。
第36節新譜紹介
ここ最近は年2枚リリース体制となっている氷川きよし。今週のこのメンバーなら連勝の期待が高まるところ。ジャニーズ系とは言え、TOKIOでは追いつくのは難しいだろう。自身初のアニメ主題歌となる山下達郎が上位争いか。ドラマ主題歌の原由子も面白い存在となりそうだ。
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/62033335.html