第14節結果(売り出すタイミングは非常に重要。狙いを定めて効果を高めよ)
1位 東方神起(2連勝)
推定差 7千枚(+3.63%)
2日後に新年度を迎えるこの時期にベスト盤からのシングルカット、そしてリミックスアルバムと2作同時リリース。あざとい部分が見え隠れするようなタイミングだが、avexとしてもユニットの先行きが見えないからこそ、“今のうちに”と言う面もあっただろう。売上は20万枚にやや届かなかったが、シングルカットと言う点を考慮すれば十分な結果だろう。
2位 氷川きよし(3連勝ならず)
推定差 2千枚(+2.76%)
発売前日、当日と2日間、自身の地元福岡でのコンサートがあり(金曜には長崎でコンサートがあった)、そこでの直販分も大きく作用。前作もコンサートの度にデイリーチャートを駆け上がって行く傾向が見られたが、その効果が最高に出る場面での新曲リリースは8.3万枚まで数字を伸ばす事に成功。これは自己最多初動のみならず、演歌ソロとしての歴代最高初動となった。
3位 SKE48
先週の渡り廊下走り隊首位獲得に触発され、こちらも1万枚以上数字を伸ばし3位を獲得。週末の握手会で再加速をし、この際AKB48も連れて上位進出するなど相乗効果も見られた。
4位 中国(甲斐田ゆき)
アニメ「ヘタリア」キャラソン第8弾。例により水曜付けで3位まで浮上し前作(ロシア)並みの数字が出ていたが、スタートが高かった影響もあってかロシアの数字を僅かに上回った。
7位 BUCK-TICK
スタートは4番手だったものの終盤の失速が響き6位争いに敗れた。前作から順位は落ちたものの売上は前作並み。可も無く不可も無くと言ったところか。
8位 加藤ミリヤ
7番手スタートとスタート位置は苦しかったが、週を通じて調子落ちする事なく8位争いを最後に逆転した。ただ売上はやはり落ちてしまっており、今後ソロでの活動にやや不安を残す形となった。
9位 フェロ☆メン
男性声優諏訪部順一、鳥海浩輔によるユニット。謎の新ユニットSTA☆MENからのユニットであるが、本体より先にトップ10入りを果たしてしまった。売上も1万枚を突破しており、本体を含め今後の動向に注目したい。
その他
6位 坂本冬美
11位 谷村奈南
19位 池田彩/工藤真由
坂本冬美は更に順位を上げ6位まで浮上。週間の売上も1.5万枚と非常に好調だ。谷村奈南はゲームの好調な売れ行きとは対照的に伸び悩んだ。10位とは僅かの差だが0.6万枚では今後勝負にならない。池田彩/工藤真由の劇場版主題歌はテレビ版主題歌の2週目(17位)に敗れる結果となっている。
月曜付デイリーチェック
首位は東方神起に入れ替わった。同時発売だったアルバムは3位と、シングル・アルバム両チャートで上位に食い込む結果となった。1万枚の中盤ぐらいのペースとなるか。2位の氷川きよしは今週コンサートの予定は無く、突発的な上昇は期待できない。とは言え週間では東方神起を上回る可能性がある。3位の坂本冬美は先週月曜日より高い数字をマーク。今週もトップ10に残る事が出来るだろうか。
第15新譜紹介
東方神起のエントリーにより1週リリースをずらしたNEWSが登場する。逃げたと言われないためにも、ここはきっちりと結果を残して連勝を伸ばしたい。UVERworldが2番手。ここも2位は決定的なので変に数字を落とす事だけは避けたい。ASIAN KUNG-FU GENERATIONは堅調。前作に続くベスト5入りを狙う。安室奈美恵とのコラボ曲でリリースのAIも上位に進出してきそうだ。「仮面ライダーW」からエントリーのQueen & Elizabethも侮れないところだろう。
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63106879.html