オリコン:2011年シーズン第37節の見どころ

第37節の見どころ(遂に前人未到の領域へ。その裏では波乱の展開に)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 AKB48(8連勝中・前作133.4万枚)
 表題曲が総選挙で上位21位までに入ったメンバーによる楽曲でドラマ「花ざかりの君たちへ イケメン☆パラダイス2011」主題歌、「アパマンショップネットワーク」CMソング、NTTぷららひかりTV」CMソング、PEACH JOHN「ハートブラ」CMソング。カップリングが総選挙で22位から40位までに入ったメンバー(アンダーガールズ)による楽曲でゲーム「AKB1/48 アイドルとグアムで恋したら…」テーマ・ソング(10月6日発売予定)、「エイチ・アイ・エス」CMソング。パッケージにより3曲目が変わりドラマ「マジすか学園2」エンディング・テーマ、「グルーポン・ジャパン」CMソング。もしくは江崎グリコアイスの実」CMソングが収録。
 さすがに前作の総選挙投票権が同封された時から比べモチベーションは低くなっている(ドラマに至っては打ち切り説が出るほど視聴率が悪い)と思われていたが、なんと初日は前作を上回り102.6万枚と、前人未到となる発売日前でのミリオン達成となった。前作から伸びと言う点では劣ると思うが、こうなると前作の記録にどれだけ迫れるかが今後の見どころとなるだろう。
推定初動枚数:145.7万枚(約30%数字を伸ばせば前作の日本記録を更新することになる)

2位 V6(4連勝中・前作5.7万枚)
 表題曲がドラマ「新・警視庁捜査一課9係」主題歌。カップリングが「早稲田アカデミー」CMソング。およそ1年ぶりのシングルリリースとなり、その時とタイアップ構成は変わっていないが、あまりにも強大な相手がいるためにその数字がかすんで見えてしまうところ。その売上は前作から僅かながらプラスと久々ながら数字は残せている。
推定初動枚数:5.8万枚(相手はこれではどうにもならない。しっかりと売上を伸ばしたいところ)

3位 ぱすぽ☆(前作1位・4.3万枚)11種→12種
 前作は突如として首位を獲得したが、初日の数字を見る限りでは前作ほどの勢いでは無いように思える。一応パッケージ数が増えているものの、ここまで種類が多いとその効果も薄いか。

4位 ゴールデンボンバー(前作5位・4.1万枚)8種→6種
 ハウス食品メガシャキ」CMソング。ぱすぽ☆に先行される展開はある程度想定済みではあるが、その数字が高くない事もありこちらも前作以下の推移である可能性が出てくる。週間3位争いではこちらが有利だと思われるが、きっちりと中盤以降数字を残しておきたいところだ。

5位 東京女子流(前作24位・3,400枚)
 女性5人組のユニット。カップリングがアニメ「プリティーリズム・オーロラドリーム」エンディング曲。avex内では今年に入り同じ女性アイドルグループでSUPER GiRLSがデビューしSKE48が移籍した中、なかなか結果が出せなかった東京女子流にアニメタイアップでようやくチャンスが巡ってきたと言っていいだろう。自己最高位19位の更新はほぼ間違えなく、一気にトップ10入りも近づくスタートとなった。

6位 タイガー(平田広明),バーナビー(森田成一
 アニメ「TIGER & BUNNY」の主役2人によるキャラソン。春からスタートしたアニメの中でも人気が高く、今回のキャラソンもその人気に乗じる形で上位スタートとなった。上位争いでは侮れない存在となるだろう。

7位 四ノ宮那月(谷山紀章
 アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」のキャラソン第5弾。声優の谷山紀章GRANRODEOのボーカルとしても知られており声優人気の高さもあり上位スタートとなった。ここまでの傾向では中盤に伸びを見せるだけに、こちらも上位争いをかき乱しそうだ。

8位 三浦大知(前作16位・6,800枚)
 順位的に見ると前作を上回るスタートを切れたように見える。出来るだけ上位に食らい付き前作から数字を伸ばしておきたいところだろう。

9位 松下優也(前作9位・1.0万枚)
 三浦大知に先行されているが、これ以下の面々を見る限りではまだ前作並みのペースである可能性が残されている。ただ週間トップ10の確保となると粘りを見せる必要がありそうだ。

10位 Every Little Thing(前作12位・6,900枚)3種→2種
 月9「全力ガール」主題歌。しかしながらパッケージ数減とアルバム先行と言う不利な条件もあり苦しい位置からのスタートとなった。明日以降の追い上げが無いと週間トップ10入りも厳しい状況になりそうだ。


来週以降のリリース状況はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64976854.html