このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第8節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は22曲がポイントを獲得。初登場以外で唯一前節からポイントを上げたのは「Magic」だが、これは「SPECIALZ」と「ランデヴー」が今週からリカレント・ルールの対象となり、ポイント区分が変わったためであり、オーディオストリーミングの順位は先週と変わらなかった。
初登場は3曲。アニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」主題歌が12位。10日に発売されたアルバム「THE VIBES」通常盤に収録されている「君がいない」が2週目でポイント圏内に初登場。17日に公開されたTHE FIRST TAKEの影響が大きそうだ。シングルCDをリリースしたDIR EN GREYから「アクロの丘」がチャートイン。今回リリースしたシングルCDは99年1月のメジャーデビュー時に3枚同時リリースしたシングル表題曲をリアレンジしたものとなっている。
つづきましてトップ10の発表です。
初登場は2曲。アニメ「薬屋のひとりごと」主題歌「アンビバレント」が8位に入った。
そして上位争いは急変。「Bling-Bang-Bang-Born」が続伸し4位まで急浮上。現在この曲は日本以外でも話題となっており、TikTokにも多くの関連動画が投稿されている。しかし現時点で公式MVが公開されておらず、これがいつ公開されるかが今後のチャートアクションの大きなカギを握りそうだ。
更に3位には26日公開の映画「サイレントラブ」主題歌「ナハトムジーク」が初登場。初動週ながらオーディオストリーミングでもポイントを獲得しており、映画公開に合わせ順位を上げられるか?
そして遂に「唱」の連勝が17でストップ。同点での決着となりHot 100の順位により今季初の首位交代が発生。新たな1位は「晩餐歌」となった。今年に入って更に調子を上げており、今週はオーディオストリーミングでも1位を獲得。連勝を続けていた相手を下し、今後チャートの中心となるのか。それとも混沌とした展開となるのか。なお「唱」は来週以降一部要素がリカレント・ルールの対象となるため、獲得ポイントは減る見込みとなる。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではMrs.GREEN APPLEが1つ順位を上げて5位に浮上。現在3位のヒゲダンが大きくポイントを減らしているため、来週にも4位に浮上する可能性があります。
今週初の首位を獲得したtuki.は18位に浮上。どこまで順位を上げられるでしょうか。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第8節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。