Green Hill Music Chart 2023 第50節結果

2023シーズン第50節(11月6日~11月12)結果

 

 このチャートで用いているBillboard JapanのダウンロードストリーミングMV再生数の要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

※ 今のところ、来季に向けてのチャートアップデート情報は発表されていません。

 

 それでは第50節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2023 Round 50 Result

 今週は23曲がポイントを獲得。1週間集計となり、4日リリースだった「Standing Next to You」がMVで順位を伸ばしランクアップ。また「Seven」も、順位は下がっているが、ストリーミングで順位を上げている。

 初登場は6曲と多め。シングルCD(オフィシャルオンラインショップ限定販売)のリリースを記念して配信リリースされた「CRUISIN' Acoustic Remix」が12位、ドラマ「下剋上球児」主題歌「Ashes」が15位、「MANIAC」は昨年3月にリリースされた曲だが、何らかの要因により急浮上(集計ミスの可能性もある)。なおStray Kidsは「LALALALA」もチャートイン。こちらは10日リリースのため、来週更に順位を伸ばす可能性がある。11日に突如配信を開始した「Awakening Light」が18位、アニメ「『進撃の巨人』The Final Season完結編」主題歌「最後の巨人」が21位に入った。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2023 Round 50 Top 10

 「タペストリー」はドームツアーの映像を公開し、チャートに再登場。それ以外の曲は前節からポイントを維持したか下げる結果となっている。

 トップ10の初登場は1曲のみ。年末年始恒例となっている「全国高校サッカー選手権」イメージソング「Glorious」が3位に入った。ただダウンロード売上についてはキャンペーン(リンク参照)の効果が見込まれ、ファンが1人で同じ曲を違う業者で(実質複数個)ダウンロードしている可能性が有り得る。

befirst.tokyo

 上位争いはその影響で「SPECIALZ」が4位に後退。しかし「勇者」は2位をキープし、6週連続で20Pt.以上を得ている。しかし今週も「唄」の首位は揺るがず、これで8週連続1位となった。タイアップとなっていたUSJのハロウィンイベントも終了し、数値は落ちてきているものの、このアドバンテージをどこまでキープできるかが、今後の見どころとなるだろう。

 なお今週は今季ここまで最長チャートインとなっていた「怪獣の花唄」がストリーミング11位に後退し、リカレント・ルールによりチャートアウトとなった。

 

 では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

Artist Ranking 23-50

 トップ10ではKing & Princeが2つ順位を落とし6位に後退。なお3位の米津玄師も昨年の「KICK BACK」のポイントを失っているため、今後3位をめぐる争いが激しくなりそうです。

 今季も残すところあと2週となりました。最終的な順位とGrand Prix進出をかけた争いはどう決着するでしょうか。

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第50節の結果でした。来週もまたご覧ください。