オリコン:2010年シーズン第16節の見どころ

第16節の見どころ(新年度一発目だが新譜は少なめ。売上枚数も気になる出だしに)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 NYC(参考記録:17.6万枚)
 昨年の紅白歌合戦出場を機に「期間限定」が外されたNYC boysの中心メンバー3人によるシングル。18期目に入ったアニメ「忍たま乱太郎」主題歌で、光GENJIから通算して主題歌は5代目となる。このアニメは最近ミュージカルから入る女性ファンも多く、93年の放送開始以来根強い人気を誇っている。ただ昨年7月の「中山優馬 w/B.I.ShadowNYC boys」から比較すると大きく数字を落としている。
推定初動枚数:9.5万枚(昨年7月の数字から参照。伸びを欠けば9万枚も危ういか)

2位 水森かおり(前作4位・2.2万枚)
 前作から1年ぶり、6年連続で4月第1週にシングルをリリースしている。今回はキャンペーンの影響があってか、高い数字でのスタートとなった。木・金とキャンペーンが続くため、週間でも2位争いを引っ張っていく形となりそうだ。

3位 大塚愛(前作8位・1.7万枚)
 こちらもシングルは1年2ヶ月ぶりとなる。表題曲はCMタイアップだが、「売上が伸び悩む」とのジンクスがある五輪中継主題歌も含まれている。このマイナス分を取り戻したいところだが、本人がここに来て急性腹症と言うアクシデントが発生。プロモーションに影響が出てしまいそうだ。
推定初動枚数:1.4万枚(本人のダウンは逆にプラスに働く可能性も否定は出来ない)

6位 川嶋あい(前作12位・6,400枚)
 5位の坂本冬美との差にもよるが、前作初動を上回る可能性がありそうなスタートとなった。ノンタイアップだが連日イベントが組まれており、週間トップ10入りにはその効果次第と言ったところになるだろう。

7位 tacica(前作11位・7,700枚)
 こちらもシングルリリースは1年ぶりとなる。その前作は川嶋あいとの10位争いを約400枚差で落とす結果となったが、今回はその川嶋あいに先行を許す展開となっている(前作は逆にtacicaが先行していた)。ただ前作はアルバム先行だっただけに、今回は逆の展開もありえるだろう。


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