オリコン:2010年シーズン第27節結果

第27節結果(前節とうって変わって平穏なランキング。さてその内容は?)

1位 稲葉浩志(4連勝)
推定差 7千枚(+8.45%)
 およそ6年ぶりとなるソロシングルとなり売上の動向が気になるところだったが、やはりこの6年で時代は大きく変わってしまったようだ。大き目の補正が付き10万枚をなんとか超えたが前作からは大幅にダウンと言う結果に。CDから配信へ、と言う意味では今週のアルバムチャートで首位を獲得した西野カナとは対照的な結果とも言えるだろう。

2位 flumpool
 前作より高い数字でのスタートで、さらに中間にはデンマーク戦と、どこまで上昇できるのかが期待されたが、結局タイアップ効果は現れず3.5万枚は前作を上回る数字ながらも、やや期待はずれの結果とも言える。superflyの「タマシイレボリューション」ほど番組内で強調されていなかったのが要因か。

3位 w-inds.
 メンバーの一人、橘慶太出演のドラマ主題歌だったがタイアップが弱めだったか、ここでも売上を落とす結果に。ここ3作続落しており、3作前の4.8万枚から今回は3.0万枚まで売上が落ちており、3作連続2位だった順位も一歩後退した。このままズルズルと後退するのだけは避けたい。

4位 スピッツ
 元々シングルを多くリリースするタイプではないだけに続落する傾向とはなるが、今回ノンタイアップで前作比プラスとなり、立ち直りのきっかけとなりそうな結果とも言える。かつて程の勢いは無いが、まだまだ上位に名を連ねるだけの支持基盤は健在だ。

5位 ナイトメア
 相変わらず高い専門店補正が付いているようだが、前後の差から考えると順位的には影響が無かったようだ。こちらも続落傾向が続いており今回も売上はダウンと言う結果に。
 なお、今週は5位までが火曜デイリーチャートの順位通りと言う決着となった。

6位 腐男塾
 8位スタートと前作から比べれば高い位置からのスタートであったが、最終的には前作と売上は同水準。前作と比べれば周辺のレベルが低かったとも言える。順位では腐男塾としての最高順位を更新した(中野腐女子シスターズで6位がある)。

7位 DEATH DEVIL
 ここまで高い勢いを誇っていた「けいおん!!」勢であったが、ここで遂に前年比マイナスを出す事となってしまった。アニメは第2クールに突入するが、どうやら昨年ほどの勢いは失せてしまっているようだ。

9位 平野綾
 7番手からのスタートだったが、8位争いでは最後に木村カエラに抜かれ順位を落とす事となってしまった。前々作から比べれば売上は微増。ノンタイアップと言う事を考えれば健闘したとも言えるが、1万枚割れとなるとトップ10入りは難しくなるだろう。


その他
18位 miwa
31位 TOKIO
 タイアップに恵まれた前作と比べれば条件が厳しかったmiwa。さすがに半減近い下げ幅で18位まで後退する結果に。そして前作首位のTOKIOは31位まで後退。首位からの急落(順位)としては東方神起の記録に並ぶ歴代ワーストタイ記録となってしまった。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続き稲葉浩志。ただ数字はさほど高くは無く1万枚の中盤ぐらいまでと言ったところか。2位flumpool、3位スピッツはすでに3桁まで数字が下落。旧譜にとっては厳しい展開となりそうだ。


第28節新譜紹介
 昨年クリスマスの3日間連続リリース以来となる関ジャニ∞(エイト)。今度は1枚なだけにきっちり数字を残したいところだ。久々となるRADWIMPSの2枚同時リリースがこれに続く形。DREAMS COME TRUEも2週連続リリースの1枚目、渡り廊下走り隊が上位を伺うが、ややメンバーに乏しく思わぬ伏兵がスタートで上位につけそうな展開でもある。

来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63653420.html