オリコン:2010年シーズン第32節結果

第32節結果(スタート時上位15組が新譜だったが果たしてトップ10に生き残ったのは?)

1位 山下智久(3連勝)
推定差 4千枚(2.74%)
 前作首位獲得者3人による三つ巴の戦いとなったが、実績の違いもありスタートから抜け出し連勝を伸ばした。しかし逆に売上はペースを取り戻す事が出来ず16.1万枚まで減少。伸びが悪かった点はやや気になるところだ。

2位 遊助
推定差 2千枚(2.29%)
 2位争いは先行することが出来、そのまま終盤までリードを奪い2位を確保する事に成功した。ただこちらも売上は伸び悩み7.2万枚まで減少。こちらは今までが高すぎた印象も伺える。

3位 安室奈美恵
推定差 1千枚(1.43%)
 アルバムの好調をどこまで持ち込めるかによっては2位争いも面白くなるのではと予想できたが、結局デイリーで遊助を上回ったのは日曜日だけ。売上は6万枚を割り込みこちらも大きな売上ダウンとなってしまった。

4位 GACKT
 avexへの移籍初戦となる今回はデイリーチャートで中盤まで4位に入る粘りを見せ、合併週の2週間集計となった前作をも上回る3.3万枚を記録。今までは発売日後の急落が見られたが、移籍によってその傾向が変わった可能性もありそうだ。

5位 今井美樹×小渕健太郎 with 布袋寅泰黒田俊介
 スタートは7番手だったが、ちょうど口蹄疫問題に一区切りが付いた時期と重なりその相乗効果もあってか、中盤にかけて売上を伸ばす形となった。安価シングルだったのも購買意欲を促したとも言えるだろう。

6位 スマイレージ
 前作のメジャーデビューシングルからの勢いをどこまで維持できるかが焦点となったが、売上を伸ばす事は出来なかった。前作比微減ながらも今回は4種リリースとパッケージ数を増やしており、今後にやや不安の残る結果か・

7位 WaT
 6番手スタートと出だしでつまずき、そのままペースを取り戻す事が出来ず売上は大幅な下落に。順位的にもスマイレージを追い上げたものの、あと一歩届かなかった。

9位 スフィア
 8番手スタートから中盤はやや順位を落としたものの序盤の貯金が大きく作用したようだ。初のトップ10入りで売上も前作からプラス。高垣彩陽のソロシングルに続く結果となった。

10位 access
 10位から15位までが約900枚差にひしめく大混戦となったが、この争いを抜け出したのはaccessだった。前作から大きく数字を回復しており、約8年半ぶりとなるトップ10入りを果たした。


その他
13位 レミオロメン
14位 SCANDAL
16位 Angelo
21位 May'n
22位 山崎まさよし
 11番手スタートと出遅れたレミオロメンは6年ぶりにトップ10入りできず。SCANDALはアルバム先行リリースで、今回の売上減も許容範囲内か。Angeloは人気アニメの主題歌ながら結局売上前作比減と言う結果に。May'n、山崎まさよしはスタート時と並びが逆になったが、両者の差はそれ程無いようだ。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続き山下智久。今週の結果から見てもそれ程週明けの数字が落ちている訳ではなさそうだ。今週も2万枚程度が見込める。日曜日に逆転した遊助安室奈美恵の立ち位置だが、週明けは再び入れ替わる事に。お互い、1万枚の前半ぐらいの推移となるか。


第33節展望
 全国ツアー中のSMAPが今シーズン初戦を迎える。今回は3種リリースでユニット初の映像特典付と万全の体勢を整えているが、なにぶん相手が放課後ティータイムと言う事となれば頷ける内容と言える。その放課後ティータイムだが昨年ほどの勢いが感じられない節があるものの、打倒SMAPに躍起となれば相手を慌てさせる可能性もありそうだ。いきものがかり西野カナは前作、及びアルバムの好調を維持。FUNKY MONKEY BABYS、ノースリーブス、新選組リアンも上位争いに加われそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
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