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第38節結果(上位は“今”を物語るにふさわしい面々がそろった)
1位 嵐(21連勝)
推定差 1.8万枚(3.51%)
スタートこそ前々作以上の数字を出したものの、やはりタイアップ効果が含まれていた事もあり、それ以降は前々作以下のペースとなってしまった。結果、初動売上は52.9万枚と、アルバム先行だった前作からは大きく数字を伸ばしたが、前々作を下回る結果となった。月9「夏の恋は虹色に輝く」主題歌ではあるが視聴率的にも苦しい推移が続いており、月9ブランドに陰りが見える結果とも言えそうだ。
2位 GLAY
前作は金曜リリースと集計が4日間だったため、嵐同様前作と比べると数字は大きく伸びているが、こちらも前々作と比べると売上は落ちており、中盤以降の伸びも前作ほどではなかった。6.3万枚は上位争いには問題の無い数字だが、4作連続2位と勝ちきれなくなっているものまた事実である。
3位 放課後ティータイム
3位争いは展開次第との予想もあったが、中盤まで先行した放課後ティータイムが3位を守りきる形となった。6月リリースの劇中歌からプラス計上となる5.3万枚。なお、原作は今月9日発売分で最終回を迎え(コミック最終巻も27日に発売)、アニメ(TBS)も今日深夜放送分が最終話となっており(放送はあと2回残っている)、フィナーレに向けて盛り上がりを見せている結果となった。
4位 少女時代
連日の報道もあり中盤以降はデイリーベスト3入りを果たすなど調子を維持。ベスト3には届かなかったものの4.4万枚まで数字を伸ばし人気の高さをアピールした。しかしその報道が「過剰過ぎる」とのメディア批判も数多く聞かれており、今後日本上陸を目論む韓国勢に影響が及ぶ可能性もありそうだ。
5位 フレンチ・キス
AKB48の柏木由紀、高城亜樹、倉持明日香によるユニット。前節の渡り廊下走り隊はイベント回数が少なかったものあり伸び切れなかった感があったが、こちらはイベント効果もきっちり乗せて4.1万枚と高い数字をマークした。なお、AKB48は連休明けに12月発売シングルの選抜メンバーを決める“じゃんけん大会”が予定されている。
8位 大塚愛
「第77回NHK全国学校音楽コンクール」課題曲と、ここ近年実績のあるタイアップを手に入れたものの売上を落とす結果となってしまった。曲調の問題もありそうだが、ここでのマイナス計上は深刻な問題になりかねないだろう。
9位 10-FEET
8番手スタートと、やや出だしでつまずいた感があったが、やはり前作ほどの勢いは無く1万枚を割り込む結果となってしまった。今回は1種リリースだったと言う点も売上減に影響している可能性があるため、次回の動向も見ておくべきだろう。
10位 WaT
こちらも9番手スタートと前作実績を考えると大きく出遅れた様に見えたが、そのまま調子を上げることも無く1週間が終了。何とかトップ10は守りきったが、実は前との差は101枚、後ろに至っては45枚と薄氷のトップ10入りだった。
その他
11位 秦 基博
アルバム先行と考えれば売上ダウンは仕方の無いところ。しかし45枚差でトップ10入りを逃したのはなんとも不運である。
月曜付けデイリーチェック
首位は引き続き嵐。相変わらず月曜付けでも1.1万枚と高い数字をマーク。今週も6万枚近い数字を出すのではないだろうか。氷川きよしが2位に入り少女時代が3位に付けている。氷川きよしは日曜日に香川でコンサートを控えており、少女時代は2万枚近くまで数字を伸ばす可能性がある。
第39節展望
2ヶ月連続リリースとなるEXILEが登場。ダブルマキシシングルはアルバムチャート(翌週TOKIOを勝たせるため?)送りとなり、今シーズン初めてシングルチャートに登場するが、嵐とのガチンコ対決の前にここは数字を残しておきたい。UVERworldは劇場版「ガンダム00」主題歌。自身唯一の首位獲得はこのテレビ版だっただけに、ゲンの良いタイアップで数字を伸ばしたい。YUKI、真野恵里菜、Kalafina、THE BAWDIES、Takamiy、雅-MIYAVI-に加え、月曜日まで開催されていた「世界柔道」テーマソングのつるの剛士が上位をうかがいそうだ。
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63877418.html