2021シーズン第52節(11月15日~11月21日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
※ 来季となる2022年度では、このリカレント・ルールの規定を変更します。詳細はこちらをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第52節の結果です。
優里「ベテルギウス」がダウンロードで順位を落としたものの後続を振り切り2週連続1位。ストリーミングは前節から再生数を落としているものの、2位「水平線」とは140万もの大差を付けており優位に立っている。
シングルCDがリリースされた「明け星」が2位まで上昇。また両A面のもう1曲「白銀」も月曜日から配信リリースされダウンロードで1位を獲得し3位。アニメは今週が最終回となるが、共にここからどこまでポイントを伸ばせるか。
初登場は他に6曲。ゲーム「ファイナルファンタジーXIV 暁月の終焉」主題歌の「ENDWALKER」が6位。ドラマ「二月の勝者 -絶対合格の教室-」オープニング曲「未来へ」が7位。同ドラマ主題歌の「沈丁花」はシングルCDリリースを機に上昇。配信リリース5週目でポイント圏内に進出し13位に入った。ドラマ「アバランチ」(第5話までの)主題歌「AVALANCHE」が15位。「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」から「RAD DOGS」が19位。アニメ「86―エイティシックス―」第2クール主題歌の「境界線」が22位に入った。
また先週初登場の「なんでもないよ、」が22位から8位まで急上昇。LINE MUSICでのキャンペーン終了後もストリーミングでは伸びを見せ今週3位まで上昇。着実に足掛かりを築いているようだ。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位50組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10は変動無し。今週で昨季のポイントが全て抹消され、今季のポイントがそのまま反映されるようになった。次週の最終節のポイントを加え、今季のアーティストランキングが確定する。
その他、現在の曲別暫定年間ランキング上位100曲はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。来週もぜひご覧ください。
お知らせ:
昨年からスタートしたGreen Hill Music Chartを基とした年間表彰「Green Hill Music Awards 2021」を今年も発表します。最終節終了後の12月4日に各賞のノミネートを。翌週11日に各賞の発表を行います。今年からは一部の賞についてはGrand Prixへの優先選出権がかけられ、今年1年のヒット曲を振り返ると共に、年末のGrand Prixへの前哨戦としての役目も果たします。こちらもぜひお待ちいただければと思います。