オリコン:2009年シーズン第32節結果

第32節結果(ここが久々のリリースと言うアーティストが多かった争いは…)

1位 EXILE(4連勝)
推定比 3千枚(+1.36%)
 前作よりややスタートは悪かったものの中盤以降盛り返し、最終的には前作をやや上回る17.4万枚まで数字を伸ばし通算9作目の首位獲得となった。14人体制となってからの2作目で動向が注目されていたが、このメンバー増に伴う変化は概ね受け入れられたと見てよさそうだ。

2位 中山優馬 w/B.I.ShadowNYC boys
推定比 1千枚(+3.53%)
 ここは新譜のレベルも低いこともあり、7日間デイリーベスト3入りして2位を確保。月曜日が祝日で数字が大きく出たもの作用しただろう。週末にはバレーボール大会の開催による効果も期待できそうだ。

3位 平野綾
 前作から倍以上数字を伸ばしたのは、やはり人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の効果によるところが強いだろう。ただ前作までの結果がそれ程でも無いだけに、本人としての真価が問われるのは次の作品と言うことになる。

5位 アイドリング!!!
 今回は3種リリースとパッケージを増やして望み、フジテレビの夏休み企画「お台場合衆国」の効果も期待されたが、売上はダウン、順位的にはコブクロに僅かの差まで迫られる結果となってしまった。

7位 cali≠gari(初のトップ10入り)
 「消費期限付き」と言う形で復活しているビジュアル系ロックバンド。シングルリリースは6年ぶりとなったが、その一発で結果を残す形となった。なお、今週はここから1万枚割れとなっている。

9位 愛内里菜
 こちらも3種リリースとパッケージを増やして望んだが、同じく3種リリースの前々作の数字には及ばなかった。そろそろ相手に恵まれてもトップ10入りが難しい数字になっているのが気がかりだ。


その他
12位 クレイジーケンバンド
13位 鬼束ちひろ
15位 浅井健一
17位 大槻ケンヂと絶望少女達
 10位で7,000枚を割っているこの週でトップ10入り出来ないようだと今後は苦しい。この4組は総じて前作から数字を落としており、1日遅れの大槻ケンヂと絶望少女達を除く3組は下落率が激しいだけに立て直しは急務だろう。


月曜付デイリーチェック
 首位は変わらずEXILE。4万枚前後のペースとなると、新譜には厳しい展開となるだろう。フレンズ&ヘキサゴンオールスターズは特番放送後の効果がどこまで活きるかによって2万枚近くまで数字を伸ばす可能性がある。中山優馬 w/B.I.ShadowNYC boysも上記通りタイアップ効果があれば1.2~3万枚ぐらいの数字になりそうだ。


第33節新譜紹介
 堂本光一が3年ぶりとなるソロリリース。相方の堂本剛は売上的に苦戦しているがこちらはどうだろうか。2番手争いはゆずとAqua timezとなりそうで、Acid Black Cherryは先行シングルなだけにこの両者に先行を許す形となっている。長渕剛やSuperfly、AAA/西風雲による順位争いに真野恵里菜は加われるだろうか。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/62033335.html