2021シーズン第17節（３月15日～３月21日）結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
【重要】 今月からポイント換算が変更されています。推定値についてはリンク先を参考にしてください。
ブログの更新が遅れまして申し訳ございませんでした。それでは第17節の結果です。
先週初登場で１位となった「One Last Kiss」、その曲に首位を奪われた「ドライフラワー」、そしてダウンロード販売を始めた「Luv Bias」の３曲が15Pt.。首位争いは４週連続での同点決着となり、初の３曲同点となったが、今週もアドバンテージとなるContactの順位で「One Last Kiss」が首位を守る形となった。ただストリーミングで順位を落としており、盤石ではないか。「ドライフラワー」はダウンロードで１ポイント落とし首位返り咲きならず。「Luv Bias」はドラマ最終回の効果もあったが一歩及ばなかった。
YOASOBIがシングルCD「怪物／優しい彗星」発売前に上昇し、「夜に駆ける」はダウンロードでポイント圏内に復帰。シングル収録曲である「怪物」も順位を上げた。
今週初登場は５曲。その内２曲はアプリゲーム「ウマ娘」からの楽曲となっている。アニメ２期は来週最終回を迎えるだけにポイント圏内に残る可能性がある。11日に放送された「音楽の日」で初披露された「forgive」が18位。残る２曲は「Bluma to Lunch」と「風になって」は繰り上げによるハーフポイントによる初登場。「Bluma to Lunch」はBillboard Japanのルーキーチャート、Heatseekers Songsを卒業。今季から始まったこのチャートで今まで「ドライフラワー」と「うっせぇわ」が卒業しており、それに続く事が出来るか？
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました（ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記）。
トップ10は変動無し。優里が11位に浮上し、来週にもトップ10入りの可能性がある。２週連続１位の宇多田ヒカルは22位に浮上。トップ20入りも見えてきた。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週は上記にもあるYOASOBIの「怪物／優しい彗星」がCDでリリースされどれだけの結果を残せるか。CDリリース勢ではSexy Zone、配信ではスピッツの新曲が登場。上位にどんな変化をもたらすのか。来週のチャートもぜひご覧ください。
お知らせ：
明日３月28日に大崎駅南改札前で行われます「おもしろ同人誌バザール10」に当サークルが参加します。前回リリース出来なかった「早押しクイズ」の本と、21世紀に入ってからのヒットチャートを振り返る「J-POPの空白年代により判明したヒットチャートの機能不全」をリリースします。しかしながら明日は強風が予想されており、場合によってはイベント終了を早める、最悪中止の可能性もありますので、お越しになる場合はイベント開催の可否をご確認の上お越しください。
お待ちしております。
